Webデザイナーの職業病とその対策

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Webデザイナーの職業病とその私なりの対策をまとめてみようと思います。

”職業病”と言っても大きく分けて2つあります。前半は座り仕事共通の体の問題、後半は仕事が及ぼす精神的な症状です。

目次

座り仕事に共通する職業病と対策

  • ドライアイ(眼精疲労)
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腰痛

ドライアイ(眼精疲労)

Webデザイナーは作業中モニターに向かいっぱなしなので、眼精疲労、ドライアイがひどくなりました。とくに冬。

市販の目薬では対応できず眼科に通う必要がありました。眼科で処方される目薬は一時的な処置ではなく治療として効果がありました。

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あとは昼休みなどは意識的に目を休め、定期的に温めて回復をはかるようにはしていました。会社では使い捨てアイマスクが便利でしたが、やはりコストを考えると繰り返しレンジで温めてつかえるやつが重宝します。

頭痛

もともと頭痛持ちで暑い場所にいると片頭痛を起こすタイプです。Webの仕事では夏もエアコンの中にいられるのでこれはあまり起こさなくなりました。

ただし緊張型頭痛がよくおきるようになりました。

おそらく座りっぱなし、ストレスなどからだと思います。また眼精疲労による頭痛もありました。

対処法としては冷えピタや頭痛薬を常備していました。目の疲れからくる頭痛は目の周辺を指圧したりすると少し改善されました。

肩こり

肩こりも大敵です。

定期的にストレッチを意識しようとは思っていましたが、どうしてもPCに向かい続けてしまうためなかなか改善されず。

ストレッチ以外ではレンジでチンして蒸気で肩を温めるグッズを使っていました。

腰痛

こちらも座りっぱなしによる辛さがありました。もともと座り姿勢があまりよくないのでそれも原因だと思います。

やはり定期的に席を立ってストレッチしたりしようとは思っていましたが、なかなか定着せず。

家で使っているようなよい椅子が使えればまだ楽なのですが、会社の安物椅子では辛かったので後ろにクッションを置いてみたりはしていました。

一般的には「職業病」とは言わないであろう症状

以下は一般的には職業病と言わないかもしれませんが精神的な症状です。

  • 納期という壁が常に後ろから迫り続けるプレッシャー
  • Webという広すぎる世界で足りないものが多すぎて焦る
  • プライベートの時間でも勉強しようとしてリフレッシュできない

納期という壁が常に後ろから迫り続けるプレッシャー

受注制作の会社にいると、一本道の逃げ場がない通路で納期という壁が常に後ろから迫ってくる。そこをずっと走り続けなければならない、そういう感覚を持ちます。主に納期直前や制作中盤くらいの時期。

でもそれだけではありません。並行していくつも案件を抱えている場合はわけがわからない感じになりますし、一案件が終了しても断続的に仕事があるので別に楽になれません。はじまったばかりの案件でも前半で全力ダッシュを決めない限り最後に焦ることになります。それがわかってくると最初から焦る、つまりずっと追いかけられているプレッシャーがあります。

これについては対策はあまり見出せません。できるとすれば納期に余裕を持てるよう交渉すること、ただし自分に裁量があればですが。まあなかなか難しいです。またできるだけ最初のスタートをしっかり決めることですが、こちらも理想は理想であって実際にはうまくできませんでした。

もっとはやくこの本↑を読めばよかったな思いました。でも読んでもあまり実行できなかったなと思います。小さな制作会社で初心者だとどのみち難しい…。

Webという広すぎる世界で足りないものが多すぎて焦る

Web系の仕事はどの肩書でも守備範囲の広さが求められます。

サーバーやネットワークなど技術面もそうですしマーケティングなどもあります。またデザインのトレンドもあります。

そして変化のスピードが半端ではありません。それに最低限ついていくだけでもなかなか大変です。

何かを学ばなければならないという強迫観念が常にある感じです。それはそれで大事な姿勢ですが、いろいろな本に手を出して中途半端に学習しようとしてはモノにならないといった迷走も多いです。

対策としては今やるべき作業に集中し、新しい学習は必要になったときに集中してやると決める。また普段の情報収集は定期的にチェックする媒体を決め深入りしすぎない、という感じです。ただこれも理想は理想であって初心者だと実際には難しいです。

プライベートの時間でも勉強しようとしてリフレッシュできない

最初の頃は街中やテレビを見ているときなど、仕事を離れたプライベートの時間でも常にデザインの勉強をしようとしがちでした。通勤途中でも疲れ切っているのに電車内の広告から学ぼうとしてしまったり。

つまり完全にリフレッシュするのが難しかったです。

ポジティブで余裕があるときはいいのですが、今ある案件でいっぱいいっぱいの時に仕事場を離れてもなにか勉強しなければならないという焦りがあるとつらいです。

対策としては意識的に景色をボヤッと眺めてボッーとしたり、運動したり。視覚をメインに使わないようにするのが一番効果があった気がします。

まとめ

Webデザイナーになって感じた…

身体的な職業病

  • ドライアイ(眼精疲労)
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腰痛

精神的な職業病?

  • 納期のプレッシャー
  • 学習すべき範囲の広さに圧倒される
  • オンオフの切り替えが難しい
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