オフィスワーク未経験の状態からWebに転職した際「PC作業を効率化しないといけない」と強く感じました。
具体的には以下の3点です。
- ショートカットの習得
- タッチタイピングのスピードアップ
- キーボードの再検討
それぞれ書いてみようと思います。
①ショートカットの習得
就職して一番やばかったのはショートカットが全く使えなかったことです。なにしろオフィスワークはじめての人間なのでコピペすら右クリックでメニュー開いてやっていました。
私は辞める人の補充で入ったのですがその辞めていく先輩に本気で心配されました。「ほんとにやばいよ」と。
それまでずっと料理をやってきましたが、厨房で言えば「包丁の持ち方がわからない人が入ってきた感じ」だっただろうと思います。そう考えると本当にやばかったです。
よく採用されたものです。そういえば面接ではタイピングのことは聞かれましたが、ショートカットのことは一切聞かれなかった…。
あとイラレやフォトショも職業訓練ではショートカットはほとんど使いませんでした。もしこれから就活の人がいたらAdobeもできる限りショートカットを覚えることをおすすめします。
開発(プログラミング)の人には「マウスを捨てる」という感覚にならないとだめとも言われました。まあデザイナー職だと実際には無理ですが、マウスでしかできない作業以外はキーボード、という意識は大切だなと思いました。
ちなみに今もマウス大好きです。いや好きというわけじゃないですが、取り上げられたらPCの多くの操作ができません(よく使うショートカットは習得しましたが)。ごめんなさい、あまり進歩しませんでした。
最近この本を読みました。ショートカットの体系的な理解という視点を教えてもらえました。ショートカットの丸暗記を卒業できるようにしたいと思いました。
②タッチタイピングのスピードアップ
私は一応タッチタイピングはできる状態でした。高校が普通科ではなかったので、選択授業で選んでいたからです。
一般企業や役所の人が窓口などで打っているのを見かけたりしますが、まあ自分と同じくらいかなという感覚でした。
でもIT企業に入ったら周りの人(主に開発の人)が異常に速くてビビりました。まあその世界ではそれが普通で私が遅いだけだったのですが。やっぱり一日中真っ黒い画面で何やっているかわからない人たちはすごいですね。マウスもつかわないですし、コマンドだらけですし。
で速い人たちを観察していると、キーボードは「叩く」「押す」という概念ではないように感じました。常にキーボード上を指がヌルヌルと滑っているような感じ。
私は思いっきり指が上下に無駄に動いているので、なるべくするするとキーボードに密着した高さを維持して滑らせるように意識しました。
実際にはあまり進歩していません。ただちょっとだけマシになった気はします。
③キーボードの再検討
最後はキーボードの見直しです。①と②つまりショートカットとタッチタイピングの両方をレベルアップするためです。
会社の倉庫や引き出しにいろいろなキーボードが眠っていたり、先輩のお古があったりだったので、いろいろ試してみました。
具体的にはこの辺です。
- キーボードの種類
- キーボードの品質
- ショートカットなどのカスタマイズ
キーボードの種類としては主にUSキーボードです。Web行くまではたぶん日本語が書いてあるキーボードしか触ってきませんでした。英語キーボードは配列も数もシンプルです。コーディングなどに使うなら無駄がない分効率がよいはずです。
キーボードは品質によって大幅に使い心地が変わるというのも体験できました。先輩が以前使っていたおすすめのものだったり。
またデフォルトのショートカットの設定などを変更するという手です。これによってポジションを崩すことなくショートカットボタンを押せるようにしスピードアップを図ります。
実は上記全部広く浅く触ってみたというくらいで、本格的にはやりませんでした。周りのプログラマーやエンジニアの先輩たちが親切にいろいろ出してきてくれたり、いろいろな手を教えてくれたりしたので「ほおほお、なるほどすげー」という感じで。
結局日本語キーボードが一番安心できるのと、ショートカットはデフォルトのものすら使いこなせていないということで、品質的に一番心地よいキーボードにしただけで終わりました。
ただいろいろな方法でスピードアップを図れるのだなということを学ぶことができました。
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