フリーランスや個人事業主として働く場合「休みはいらない」という人がいます。個人経営でも定休日がないお店もあります。
個人的にはまるまる一日の休みはいらないという意見は理にかなっていると思います。この記事の前半ではその理由を3つまとめました。また後半ではなかなか理想通りにはいかないために休みがほしくなってしまうという話です。
※もちろん重要な用事や家族と過ごす日などは除いた話です。この記事の「休日」…身体的、精神的な回復のための休日。
1.休むと日々のパターンが崩れる
休みを取ると日々のパターンが崩れます。いったん崩れると復活に労力がいります。それを総合的に考えると、むしろ休まないほうがラクという場合があります。
モチベーションが落ちるというのもあります。会社員も休日明けのほうがきつく感じるのに似ています。
2.疲労がたまらないように調整すればいい
夜寝れば疲れが取れる程度に仕事量をセーブし続けられれば丸一日の休日はいりません。
人間の疲労は大きくなるほど簡単には取れません。ですが小さな疲労のうちに回復を繰り返していれば長持ちします。
この配分がうまくできるなら定休日はいらないことになります。
個人で制作等の仕事をする場合、途中いくらでも休憩を挟むことができます。強い疲労を感じる前にどんどん休んで回復させていればそうそうバテることはありません。
3.そもそも回復が必要な仕事の仕方は非効率
そもそも丸一日や丸二日休まないと疲労が取れないような働き方は非効率です。
かなり疲労して頭が働かないような状態でも無理やりやっているからです。
またモチベーション的にもそんなに回復が必要なのだとしたら、仕事の仕方や選び方を見直す方が先決と思われます。
とはいえ現実的には休みは必要
ただこれらは理想論であって、現実的には私はまるまる一日とか数日の休みは欲しいタイプです。
なぜ休みが必要になってしまうかというと以下です。
- 単純に仕事の絶対量が多い
- ペース配分を完璧にはできない
- 本当にやりたい仕事だけを選べていない
どうしてもこれらのパターンが発生してしまうため、まるまる休みたい日は定期的に訪れます。ただ「休みは週に2日」など決める必要を感じないというだけです。
私の場合働く絶対量としては週35時間くらいが理想です。週に35時間働くとしたら7日×5hのほうが5日×7hよりも好きです。前者のほうが日々をパターン化しやすいですし、疲労がたまらないペース配分もしやすいです。
ですがこの週に35時間という絶対量を守るのがまず難しいです。そして毎日疲れないペース配分を保つというのは意外と難しいです。どうしても集中してやりすぎたり、逆に休みすぎたりしてしまいます。
そして一番は好きな仕事のみを選ぶということができないことです。本当にやりたい仕事だけを選べるようになったら精神的代償としての休みは必要なくなります。
というわけでもしこれら3つの条件を整えられたら休みたいと思わなくなるはずです。もっとも3番目が強烈な場合、つまり仕事が好きすぎた場合、絶対量もペース配分も関係なく仕事しかしなくなるのかもしれません。
なかなか全部の条件を満たせないので、やはり普通の人は現実的に休みは必要になってしまいます。
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