Webデザイナーの職業病?のドライアイ。
特に冬はたいへんですよね。
私は長い間厨房で仕事してきましたが冬は蒸気があっていろいろと楽でした。ところがWebデザインの仕事に転職した後の冬はきつかったです。
ドライアイってこんなに辛いのか…と。座り仕事も楽じゃないな…と。
症状はこんな感じ↓
- ゴロゴロ感で集中できない
- 目が痛い・目の奥が痛い(たまに目を開けていられない)
- 頭痛・肩こり(もともとあったけど悪化したような)
- 夕方になると目がかすむ
- たまに深夜になると焦点の部分が完全にぼやけて文字も読めない(深刻な病気?と怖くなる)
- 飛蚊症がひどい(たまに見たいところを邪魔しているのでモニターに向かって頭を振っている人になる)
原因はいろいろ重なって起きたみたいです。ずっとモニターを凝視(まばたきも少なくなってる?)、仕事以外のスマホ、暖房の風など。
この記事では対策として効果があったこと、なかったことをまとめました。
効果がなかったこと
私の場合以下ではダメでした。
- 定期的に外の遠くを眺める…窓から外が見える席だったので(上司のすすめでしたが特に効果なし)
- 市販の目薬…けっこう高価な目薬でも改善せず(少し楽になるのは挿した直後のみ)
- ブルーライトカットめがね…一番意味なかったかも(せっかく作ってみたのに)
- 目周辺をマッサージ・ストレッチ、目を温める…その時だけ楽になるが根本的には変わらず
上記はもちろんやらないよりはましでした。症状が軽かったころはこれらで治った気になっていたのですが…。でも翌日になったらまた同じことの繰り返し。むしろ疲れがたまる分、一日の終わりや週の終わりには何をやってもほぼ無意味でした。
たぶん上記のようなことは、ごく軽い状態で予防しようという場合には効果があるのでしょう。まだ生活習慣病ではないけど血液検査の結果が悪い人、のような。でももうはっきりと糖尿病とか肝硬変とかだったらやっぱり医学的な治療をしないと無理。
結論:眼科行くべし
で、眼科に行ったら治りました。
処方された目薬一種類だけで。
説明を聞いたところ市販の目薬とは根本的に違うみたいです。一時的にうるおいを与えるのではなく、目が本来持っている涙(水分とムチン)を分泌させる働きがある。そうやって涙が安定してくるそうです。
一日6回2~3時間おきに点眼しないといけないので最初は時間を意識するのが少し面倒でした(勝手に減らしたり中断したりすると悪化する恐れありと書いてあった)。でもいつでも構わず市販目薬を点しまくっていたのに比べてぜんぜん楽です。
治ったら予防する
ちなみにお医者さんいわく温めるのはいいそうです。冷やすのは良いことないけど温めるのは良い、ということなので点眼と併行してレンジでチンするアイマスクは愛用しています。
あとは習慣として思いっきり目を見開いたり手の平で目の周りの筋肉をグリグリ動かしたりしています。他にも連続してモニターを見続けないようにしたり、スマホは使用頻度落としたりと予防は心がけています。
まあこの辺はドライアイ対策というか、一年中意識したい疲れ目対策です。
はやく眼科に行く方が得
今回眼科に行くのが遅くなってしまった理由です。
- ドライアイは病気という認識がなかった
- ドライアイは根本から治療するべしという概念がなかった
- 処方薬と市販の目薬との違いがわかってなかった
- お金と時間をかけたくなかった
とくに時間とお金のことを考えて渋っていたのは逆に無駄でした。
- 無駄にかけたお金…市販の目薬代、使い捨てアイマスク、ブルーライトカットめがね
- 無駄にかけた時間…仕事の能率低下、頻繁すぎるケア
これらの無駄が一回の診察と一日6回の点眼だけになりました。
仕事に臨む姿勢としても反省です。身体の状態を万全に保つという意識の高さを持っていたら、はやくしっかり治そうとしていたはず。
ドライアイはどういう仕組み?根本を治す
眼科でもらったパンプレットにちらっと書いてありましたが、「ドライアイは涙が不安定になって乾きやすくなる病気」とのこと。
つまり今まで「乾くからその分足さないと」と思っていたのがダメでした。他にも「暖房の風がきついから当たらないようにしないと」とか「湿度を上げないと」とか。
これらは予防としては効果がありそうです。でもすでにドライアイの症状がはっきりでてしまっている段階ではもうだめです。病気の状態になったらこれらをどんなにがんばってもほぼ無駄だったことがわかりました。
根本的に涙がしっかり出ている状態に戻してあげないとだめ。
同じような状態で悩んでいる方は眼科へGOです。
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