【集中力で最大効率】フリーランスでWeb制作する上での一日の使い方

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フリーランスで自由にWeb制作とかしています。会社に行かず自分で一日を使うというのはうれしい反面難しいものです。

集中できずにネットサーフィンしてしまったり、ゲームをはじめてしまうことすらあります。

それでもできるだけ時間を有効活用し効率化する方法を考えてきました。だれかの参考になるかもしれないので記事にしてみます。

目次

集中力を制するものはすべてを制す

フリーは会社員の月給と違って、成果を出さないと一円にもなりません。でも時間は有限です。そこで何よりも大事なのは集中力です。集中力さえあればなんでもできます。

一日中集中力が高ければ最高ですが人間にはそれは不可能です。波は必ずありますしメリハリが大事です。いかにその波を利用しコントロールするかです。会社員だと「一定のペース」のほうが評価されたりしますが、フリーの場合は「いかにムラをつくるか(ムラを活かすか)」ということかもしれません。

個人的に集中力に関して以下の3つを意識しています。

  1. 最初から集中できるようにセッティングすること
  2. 集中力の高さに応じた仕事をすること
  3. 集中が切れたら回復させること、自分で集中を切る行動はしないこと

では一つずつ書いていきます。

1.最初から集中できるようにセッティング

集中は最初の5分が一番難しいです。

「最初」が存在するタイミングとしては大きいものから…

  1. 朝一
  2. 食後
  3. トイレの後

などです。ここで集中ややる気がそがれると、その後の数十分を棒に振ったりします。

逆にここをスムーズにすれば8割勝ちです。

ですのでこうしています。

わざとやりかけにしておく。

具体的には、8割完成した状態でいったん切ってしまうのです。慣れないと気持ち悪いですが、その「はやく終わらせたい、気になってしまう」という状態を利用するということです。これの効果は絶大です。続きをやっている間に集中力とやる気が高まり、次の仕事にその勢いでとりかかれるからです。

具体的には大枠や筋書きだけは仕上げてしまい、後は細部を埋めるだけという方法が一番よいです。

  • デザインなら微調整や装飾を残しておく
  • プログラミングならコメントアウトで完成形をつくりあとは埋めるだけにする
  • ブログ記事なら見出しと各概要だけ先に書く、記事の仕上げを残す

あるいは最初のスタートだけは切っておく、というのもやります。

10が完成だとしたら0ではなく1にしておく、あるいは0.1でもいいです。極端な話ファイルを作って保存しておくだけでも違います。新しいものをゼロから…それも朝一で、となるとダブルパンチできついことがあります。毎朝やる気満々なら問題ないですがそうではない日も多いからです。

ただし途中で切ると最初から頭を整理し直すはめになるという件は別です。その場合は切りがいいところまで進めてしまわないと、思い出す時間と労力のぶんだけ非効率です。

また予定は朝ではなく前日の夜に立てること。その予定も「あとはこなすだけだ」と感じられるくらい具体的に落とし込んでおくことが大事です。

2.集中力の高さに応じた仕事をするとは

「神時間術」という本によると、午前中の時間価値は夜の4倍だそうです(スピードが2倍、クオリティも2倍で4倍の仕事効率)。

これは確かにわかる気がします。以前資格試験の勉強を夜から朝に変えたら一気に頭に入るようになったからです。なるほど仕事にも生かせばいいのか、と気づきました。

本を参考に集中力が必要なことほど早い時間にするとうまくいきました。

具体的には以下のように優先度を決めています。

  1. プログラミング
  2. コーディング
  3. ブログ執筆
  4. デザイン
  5. 予定作成
  6. メールチェックや情報チェック、アクセス解析など

私は”黒い画面”や論理的な文章作成が苦手なので、これらは午前あるいは午後でも早い時間にしています。また新しく勉強することがある場合は朝一や午前中にしています。

大きく分けると、論理的なものはできるだけ朝一、ビジュアル的なものはその次、ただの単純作業は遅めの時間という感じです。

会社だと朝一でメールチェックや情報チェックしていましたが、集中力の有効活用という点ではこれはダメです。テレビやニュースサイトを見るのはもってのほか。これらは夜や午後のスキマ時間にするのがよいです。

またWebの新技術やトレンドなどの情報閲覧も昼間は基本避けています。作業の合間にちょうどよさそうですが、私の場合は「今やるべきこと」と中途半端に関係している情報ほど集中力が削がれるからです。だったら全然関係ない雑談みたいな方がいいです。

3.集中が切れたら回復させること、自分で集中を切る行動はしないこと

体を動かすとリフレッシュされて集中力が回復します。なので疲れてきたり集中が切れてきたらストレッチ軽い筋トレ、あるいは外に出て買い物ついでの運動などをしています。他にも掃除や料理などの家事を挟むことでリズムを作っています。

回復は早めなほどいいので、疲れ切ったり嫌になったりするほど根をつめないようにします。また本当の回復は夜寝ることでしか得られません。ですので日中の回復は適度でOKで、仕事を徐々に軽くしていくというのは大切です。

そして自分の行動がきっかけで集中を切らさないように意識しています。

まず作業中はスマホいじりは原則禁止。ゲームとかネットサーフィンとか。※「いじり」が禁止なだけなので必要な連絡はOK。また当然制作物のスマホ表示確認もOK。

電話は一番集中が切れるので苦手ですが、今はほとんどLINEなどで済むのでありがたいです。SNSは集中力が一日中ブツブツ切れそうなので全くやっていません。私の場合情報収集力や発信力よりも集中力のほうが大事です。

また気分転換にゲームは基本NGとしています。まれにうまくリフレッシュできますが、私の場合余計に集中とやる気がそがれるからです。また目の酷使や座りぱっなしなど仕事と同じ部分に負荷をかけているので逆効果です。

ともかく外的な要因で集中力が切れるのは仕方ないですが、自分の選択や行動で集中切れのきっかけを作らない、という意識は大切にしようと思っています。

ここまで集中力で最大効率化という点でした。ただ集中力以外にもう一つ大切にしていることがあります。やる気の管理です。

モチベーション管理:”嫌いにならない”は最優先

やる気と集中力は密接に結びついています。集中さえできれば大抵やる気が持続しますし、逆もまたしかりです。ただどうしても集中できない、やる気が出ないという時はあります。

そんな時に大切にしている点はこれです。

それ以上嫌いにならないようにする

無理をすると嫌いになります。もともと嫌いなことは「やらないから嫌い」な可能性も高いです。ただもともと好きで選んだ仕事の場合「限界を超えると嫌い」になります。ですので嫌いと言ってもずっと嫌いになるわけではなく、数日とか数週間とかの一定期間です。それでもこうなるとつらいですし、いろいろロスなのでこの状態の防止はけっこう大事です。

というわけで特定の仕事や作業がどうしてもはかどらない場合は無理はしません。別の作業は大丈夫そうならそれをします。無理かどうかは取り組み方とタイミング次第です。特に疲れているときや気分が乗らないときはあっさりあきらめて別の仕事をします。そしてそれを朝一にもってくると大丈夫な確率が高いです。

朝一で集中力が高い⇒わかる・できる・乗り越えられる⇒好きになる、という好循環を狙います。

朝一でもやる気にならないときは、全般的に疲れているのでその日は休日扱いにすることもあります。モチベーション管理は人それぞれ性格などあると思いますが、私の場合はこういう方法が総合的に見て最大効率です。自分に合った方法をみつけるのが大切かなと思います。

どうしても計画を守りたい、たくさんのことをやりたい、という時はついつい予定を詰め込みがちです。集中力が低いはずの時間帯にまでコアな作業を持ち込んでしまいます。これが挫折や疲労蓄積の原因になるので、予定はかなり余裕をもって立てるようにしています。自分を過信せず午前中以外は半分以下の能力しかない、という風に見積もります。こうすればリフレッシュもバンバンできるし、集中できる時間帯は逆に最大限活用しようという気にもなります。

好きになる努力<嫌いにならない工夫

この点もうちょっとだけ補足で書いてみます。好きで好きで仕方がないものを仕事にできる人はほんの一握りです。そういう人は努力を努力と思っていないので天才とも言われます。

ただそれほど好きなものを見つけられない平凡な人は、嫌いにならないほうが大切です。嫌いにさえならなければ、「何となく好きかも」「やっぱり楽しいかも」「この仕事悪くないかも」というタイミングはちょくちょくやってきます。

無理をするとこの機会が減少するのでこうならない工夫は大事です。工夫と言っても私の場合先に書いた通り無理をしないだけですが。コーディングがだめな日はデザインのみにするなどシンプルです。

これはもともと嫌いなことでも同じです。私はジョギングが嫌いですが健康のためにやっています。気をつけているのは今以上嫌いになることだけは避けること。毎日の目標タイムを決めたら大嫌いになりそうになったので、途中いくら歩いても構わないという風に自分ルールを変更したら挫折しなくなりました。それはもはやジョギングじゃないと言ったらそうなのですが、健康のことを考えたら挫折するよりもチマチマ続けるほうが価値があります。

朝一はとりあえずやる

嫌いになることを防止するからと言って、常に「なんとなくやる気がしない」を容認しているとやばいです。人間なんて常に基本そんなものだからです。

ですので意識的に自分を強制するタイミングが一つだけあります。それは朝一です。もう一つ付け加えるなら午後一。

このスタートだけは「とりあえずやる」。ただし一個だけ工夫します。それは「朝だけ予定を守れば、あるいは最初のひとつの仕事さえやれば、あとは一日中遊んでもよい」というルールにすることです。こうすると結局一日中集中できることが多いです。朝さえ波に乗れば「もう遊んでいい」と言われても仕事したくなるからです。

これを朝やる気がゼロに近いのに「一日中仕事」と決めてしまうとうまくいきません。圧倒された結果、朝から遊んで現実逃避してしまう可能性が上がります。

※ちなみにどうしてもだめな日もあります。この場合は休日です。

朝の時間価値は高いのでこれを失うと取り戻せません。取り戻そうとすると日中に2~4倍の時間を使う必要があります。時間は挽回できても時間帯は挽回できません。

…と思い込むと一日がスムーズに回るのでおすすめです。

睡眠・運動・食事

睡眠・運動・食事は集中力とやる気をキープする上で当然大切です。

睡眠はできるだけ質が良くなるように、就寝前のPC・スマホを禁止にしています。ほとんどの日は布団で本を読みますが、落語や音楽などを聴く日もあります。またマクラはいいものを使っています。

運動はモチベーション管理上重要です。なんとなくやる気が出ない時は大抵ジョギングの日数が空いて体が重いと感じることが多いです。運動すると体が軽く感じるのでその状態に戻すようにしています。また運動中にふとひらめいたり気づきが得られることは多いです。運動は3つのなかでも一番意識するようにしています。睡眠や食事と比べてゼロにしても平気なものだからです。私の場合仕事だけでなく生活全般がだらけてきたら大抵運動不足が原因です。

食事はお菓子類を避けて、炭水化物よりも野菜など食物繊維を多めに取るようにしています。特に炭水化物の食べすぎは食後のやる気の下がり方が半端ではないので注意しています。

ちなみにストイックな性格ではなくむしろ逆なのですが、健康診断がほんとうにやばくて叱られたのでこうなっただけです。結果集中力が上がったのでむしろよかったです。

まとめ

一日の使い方を最大効率にする方法

  • スムーズに集中力を高めるために作業はやりかけにしておく。
  • 朝や午前中など早い時間帯に集中力を要する仕事を持ってくる。
  • はやめにリフレッシュし、集中力を切らす行動や習慣を無くす。
  • 無理をすると嫌いになって能率が最低になるため無理はしない
  • 朝一番はやる気が低くてもとりあえず1つはやってみる。
  • 睡眠、運動、食事は大事。特に運動は意識する。
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