Webデザインの仕事になってから羽生善治先生の名言がより刺さるように感じています。羽生先生の話はクリエイティブな仕事をしている人向けのものも多いからかもしれません。
この記事は前記事同様自分用のメモからの抜粋です。
羽生善治先生の名言を制作に活かしたい
何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。
羽生善治
いくつも出したデザイン案、案にすらならなかったひらめきなど直接的に報われない部分は多い。だからこそそこに情熱を傾け続けられるかが才能。
同じ方法で悪くなる。だから捨てなきゃいけない。せっかく長年築きあげてきたものでも変えていかなくてはならない。
羽生善治
時代が変わると受け入れられなくなるデザイン、いらなくなる技術がある。常に「今」を押さえていくこと。また最初からいつか変える覚悟をもって、いつか捨てる覚悟をもって積み上げていくこと。
「自分の得意な形に逃げない」ということを心がけている。
羽生善治
デザインの仕事は自分の得意なパターンに逃げないということを心掛けていないとすぐに逃げくせが顔を出す。
もちろん勝負に勝つというのも大事なんですけど、そのためにいつも決まり形でやっていたら、そのことで将棋をやっている意味があるのかということに、どうしてもぶつかってしまうんです。誰もがやっている決まりきった道筋で振りきってしまうと、結局、人の来た道をただ辿ってるだけということになります。
羽生善治
デザインで結果を出すということはもちろん大切だが、決まりきったパターンをなぞるだけなら、この仕事の本当の意味はなくなる気がする。
いろいろ考えられる選択肢の中から、「この一手」を選ぶのは自分しかいないわけです。
羽生善治
いろんなアイデア案や要望がある中で最後に決め手を示すのはデザイナーしかいない。現実的には他の誰かが最終決定を下すとしてもその気持ちは必要。
毎回石橋を叩いていたら勢いも流れも絶対つかめない。
羽生善治
すべてのデザイン要素を細かくチェックしてたら勢いのないものになるのかもしれない。
ただ一局一局を大切に、そこにだけ集中して指してきた。
羽生善治
ただ目の前にある一つの仕事に集中していたらいつのまにか技術が身についていました、と言えたらいい。
勝負に一番影響するのは「怒」の感情だ。
羽生善治
デザインが迷走するのは自己の感情を捨てきれていないからかもしれない。
長い時間考えた手がうまくいくケースは非常に少ない。
羽生善治
いいものほど一瞬で決まって作れていく。もし長時間行き詰まるなら微調整をするのではなく根本的に見直したほうがいい。
リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことはできない。次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。いい結果は生まれない。私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている。
羽生善治
自分にとって新しいことを毎回何か一つは取り入れていかないと、その場の仕事はこなせても未来のリスクが増えていくだけ。
イメージが浮かぶのは序盤と終盤である。浮かんでしまえば、あとは中盤でその間のつじつまを合わせればいい。
羽生善治
最初の着想を得たら大きくデザインのゴールを描いてしまうこと。あとはつじつま合わせで済むような仕事の仕方をしたい。
山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」の方が、重要なことだと思います。
羽生善治
つい選ぶ方法を取りがちだが、勇気をもってどんどん捨てる方法で考えるようにしたい。
勝つのは一点差でいい。五点も十点も大差をつけて勝つ必要はない。常にギリギリの勝ちを目ざしているほうが、むしろ確実性が高くなる。
羽生善治
アイディアの時点でつい目新しさを求めたくなる。でも王道にちょっとの差、ちょっとの工夫を加えることが一番確実。
ミスはミスを呼び、悪手は悪手を呼ぶ。プロがミスをしないのは、ミスしにくい局面を選択しているからなんです。本当に見たこともない新手は、ひらめきみたいなものからしか生まれない。でも、それは、先入観をすべて捨てて考えないとなかなかできない。
羽生善治
及第点を確実にとれるパターンを選択していくことは大切。そうでないならいっそ先入観を全部捨ててみるのはおもしろい。
一番いいと思えるものを簡単に、単純に考えることができれば、逆境からの突破口を見出せる。
羽生善治
行き詰ったらそのデザイン目的のキモ、本質を見つめ直す。それができれば簡単に単純に考えることができるはず。
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