好きでもないのにWebデザイナーを目指した理由と実際になってみて良かったこと

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私は35歳で未経験からWeb制作の仕事に転職しました。半年間のWebデザイン系の職業訓練卒です。Webもデザインも別に好きではなかったです。あくまで仕事としてよさそうという感じでした。

この記事ではWebデザイナーになりたいと思った理由、実際なってみて良かった点を書いてみます。

目次

Webデザイナーを目指した理由

好きでもないことなのに仕事にしようと思った理由です。

自宅でできる・フリーになりやすい

Web系は自由に働きやすそうというイメージがありました。

実際面接を受けていて感じたのはリモートワークありの会社が多いことでした(週一出勤等)。

私の前任者も結婚→子育てということもあり、リモートワークありの会社に転職していきました。

また技術や経験があればフリーランスとして仕事を請け負うことができます。

手に職で安定

高給ではない代わりに比較的安定はしています。Webの市場は2020年代も伸び続ける予測になっています。

未経験だと就職が難しいですがそれは参入障壁がある技術職(一応)の証でもあります。

自分で稼げる・何をやるにも役立ちそう

自分でWebサイトを制作し運営できるというのは今後何をやるにしても役に立ちますし無駄にならないスキルです。

仮にリアル店舗やサービスを始めようと思ったとしてもWeb戦略は重要な時代。

同じようにデザインスキルというのも無駄になりません。現場に入ってからは写真(動画)加工のコツ・考え方も身につくのがいいと感じました。文字だけではなく画像・動画で発信という時代の流れもありました。

最初はなんとなくだった…

じつは上記の理由は職種・業界について調べたり動き始めてから自分の中でだんだん明確になっていった志望理由です。

職業訓練を選んだ時点ではもっと漠然としていました。

私は調理の仕事しかしたことがなかったので、単に座ってできる仕事、また体より頭を使う仕事をしてみたいというくらいのものでした。

ただWebの無限の可能性…的なのは常々感じていました。あとはこつこつ何か作っていくのはおもしろそうみたいなイメージはありました。

Webデザイナーになってから気づいた良かった点

上で書いた「なりたいと思った理由」はそのまま「なってよかった点」でもあります。ただそれ以外に中に入ってから気づいた良かった点もあります。

Web関連の他のポジションに移れる可能性

制作会社のWebデザイナーの仕事には、社内の開発部門やクライアント側の企画や運用の部門と密接に関連するものもあります。

こういう絡みが多いのは勉強になります。万能型を目指せること、また他のポジションに移れる可能性もあるからです。

例えばオリジナルCMS案件で開発者と環境・実装方法を話したり、プログラムやデータベース関連とかいろいろ触れることができました。これはエンジニアに移りたいと思ったら仕事をしながら足がかりが作れるということです。

もちろん教えてもらうとかではないので、全部自分で勉強していくわけですが実案件で関われるのは大きいです。

またよくあるパターンですが、ディレクターをやりたいとなったときにデザイナーからだとその経験がダイレクトに生かせます。ディレクターからWeb業界に入るパターンも多いですが、最近はデザイナーとして経験を積んだディレクターが評価が高いようです。

私の会社はそもそもディレクターというポジションがなかったですが、分業しているとしたらそれは当然だなと思います。というか逆にいきなりディレクターって相当難しいか、ストレスが多いと思います。

なんだかんだデザインが一番楽しい

一応Webデザイナーという肩書で会社に入ってしまいましたが、私はデザインがとても苦手です。

訓練校のときから他の生徒より圧倒的に下手だなと自覚していました。仕事でもダメ出しだらけでした。

なのでデザインが一番苦しくもあるんですが、それでもデザインが一番楽しい。

一番というのはどういうことかというと、入った会社は全部一人でやるスタイルだったのです。つまりディレクター~コーダー、簡単なプログラミングまでやります。でも肩書はデザイナーです。そんな一連の仕事の中で一番楽しいのはやはりデザインの工程。悩んで文字通り頭抱えるシーンも多かったですが、それでも楽しさとやりがいがありました。

逆にストレスだったのはディレクションの部分。お客さんとの交渉・打ち合わせ、外注ならその予算、スケジュール調整など。私は給料高いとしてもチームを引っ張るディレクターなどは絶対やりたくないタイプです。

コーディングは比較的得意でしたがまったく面白くはないです。

つまり私の場合同じWeb業界でもデザイナー以外の肩書だったらストレスMAXか、またはやりがいを感じない、という風になっていた可能性が高いです。というわけでWebの中でもデザインを選んでみてよかったです。

まとめ

まとめると、Webデザイナーにはこんなメリットがありました。

  • 業界・職種とも需要が高く、技術職として安定している
  • リモートワークやフリーランスなど自由な働き方が選べる
  • 自分で稼ぐ手段にできるし、Webおよびデザインスキルは無駄にならない
  • Webの他職種への足がかりにもできる
  • デザイナーというポジションは楽しくやりがいがある
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