Webデザイン初心者時点では学び方を意識しました。
いろいろなタイプの人がいてそれぞれの学習の仕方というものがあるとは思いますが、私の場合はこんな方法でした。
実践ベースで
学校の勉強でよくやるような方法はあまり好きではありません。ノートをきれいにまとめて最後に問題を解いてみよう、というやつです。
基礎を修得したら、いや基礎も習得できていないうちから何か作りたいものを作りはじめます。
卵を割らなきゃオムレツはできないという言葉がありますが、オムレツにならなくてもいいから毎日卵を割り続けるというイメージです。卵やフライパンについての知識はやりながら覚えるし必要最低限でもよいです。
作りたいものを見つけることも大事です。お手本を見つけて分解しコピーします。その過程で分からないこと、知らないことを調べます。これを繰り返します。
もちろんHTMLやAdobeの超基礎は最初にインプットの必要がありますが、その後はその知識を定着させるための時間よりも使う時間にすべてを当てよう、ということです。
この方法だとお金もほとんどかかりません。PCとネット環境とAdobeだけです。Adobeの操作は公式動画だけでも十分です。
情報は遮断する
まず情報を集めようとする、いろんな教材や本に手を出す。過去新しい物事についてこういう取り組みをした時は成長できませんでした。
情報は捨てるものとよく言われますが、新しいことを学ぶときに情報を遮断し限定するのも大事だと思います。
こわいのは迷いが生じること。Webの世界は移り変わりが激しく未確定のことも多いです。○○は終わり、だとか〇〇はやめておけというようなネガティブな情報です。
その〇〇を学ぼうとしている最中だとあれ?これは無駄なのか?となります。
でもこんなことはあらゆることに言われています。例えば私が学び始めた5年以上まえにWordPressはもう古い、終わりだみたいな情報を見ましたがぜんぜん終わりませんでした。
ただでさえ開けなければならないドアがたくさんあるので、目の前の一つ一つのドアを開けていくことに集中します。そのためには他のドアには目を向けないことが大事だと自分に言い聞かせようと思っています。
迷って何もできなくなることが一番こわいです。聖書の「風を警戒する者は種をまかない、 雲を観測する者は刈ることをしない。」という言葉はよく思い出します。
仮に自分にとって不要な技術だったり、完全に時代遅れになったりだとしても経験値として無駄にならないことも多いです。どのみち少しはやってみなければわかりません。
あとは応用的なことに手を出すより、変わることのない基礎に集中すればこの問題は回避できます。言語の書き方やデザイン法則などです。
まとめ
この記事で書いたことの正反対、つまり知識のインプットやまとめを重視する、情報は広く収集する、こういう方法もあると思います。
実際職業訓練にはこういう人もいてその人はしっかり就職にも成功していました。
ただ個人的にはアウトプット重視かつ余計な情報は遮断して基礎に集中する、という方法が合っていました。
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