WordPress

WordPressにする目的をしっかり確認することは大切かもしれない

「WordPressでお願いします。」→「はい、わかりました。」

最初の頃このやりとりを何も意識せずしていました。でも後から考えたらここでしっかりとなぜWordPressなのか聞いておくことって大切な気がします。

これを誘導や世間話のような質問ではなく、クライアントからの自由な言葉で聞いておくメリットはいくつかはあるかなと思います。

  1. クライアントのITリテラシーやWordPressの知識がだいたいわかる
  2. 漠然としたイメージで言っていた場合、クライアント自身の頭が改めて整理される可能性
  3. 仕様決定・WordPress化作業時に優先順位がつけやすい
  4. 他の適切な選択肢を提案できる

 

その案件でなぜWordPressにするのか。

知名度が高いから、みんなが使っているから、などの他に機能的にはこんなのが思い浮かびます。

  • HTMLタグをいじらすに記事を書きたい。
  • 記事の一覧・新着ニュースなどを自動取得・表示したい。
  • 複雑な情報を整理して表示したい。(カスタムタクソノミ―活用など)
  • 便利機能を使いたい。(問い合わせフォームプラグインなど)

制作者としては単に要件を満たすという以上に、作業時にも優先順位をつけやすいかもしれません。例として外側だけではなく内側を充実させることができます。管理画面のうち一番使う部分に説明を加えたり扱いやすくしたりといったことです。また触らない部分を非表示にするほうが親切かもしれません。

またなぜWordPressかを考える理由は他にもあります。上記のリストは他のCMSでも実現できます。また静的なHTMLサイトに外部サービスを利用して一部動的な機能を付け加えることやオリジナルCMSを作ることでも実現できます。あるいは大部分は静的なHTMLのままで必要な部分にだけWordPressを組み込むというパターンもあります。

改めてこれを列挙したのは、制作会社時代を思い返してみて違和感をもったからです。青の下線のパターンは全部関わったことがあるのですが、それが適切だったか疑問符が付くものもありました。

例えば「オリジナルCMSで」と希望された案件はWordPressのほうが工数的にも明らかに適していました。セキュリティ面などからWordPressを避けたなどなら納得ですが、営業にはあまり関わっていないのでその辺はわかりません。まあこのパターンは置いておきます。

それよりも「とりあえずWordPressで」。こちらが多すぎた気がします。

企業HPで「お知らせ」のみしか更新しない。しかも内容はテキスト一行だけ。こういうのこそオリジナルCMSでもいいのにとにかくWordPress。もっとすごいのはクライアント側で一切更新しないのにWordPress。これもけっこう数がありました。

でも最初からWordPress指定でくる。受ける側としても営業的にはWordPress化という工数がとれるのでそのままOK。

WordPressやっぱりすごいな。シェアと知名度がとんでもない。

余談ですがこんなことがありました。WordPressのセキュリティ問題のニュースから心配して相談してきたクライアントさんがいましたが、そこのHPは静的なHTML。でも本人はホームページ=WordPressという理解だったようで、上司が丁寧に説明しても話がずっと通じない。ばかにするとかではなくてコントのようで笑ってしまったことがありました。

「WordPressのセキュリティ問題ってうちは大丈夫ですか。」

「そもそも御社のページは静的なHTMLなので大丈夫です。」

「え、でもWordPressは狙われるし穴がある的なの見ました。」

「いえですから御社の場合はWordPress自体が関係ないのです」

「えっでもうちホームページ持ってますよ??え?え?」

「…(えーとどう説明しようかな)」

的な。

 

何を書きたいかよくわからなくなってきました。

まあ「とりあえずWordPressで」的な感じできたら、その方はWordPressの意味や長所・短所を全く把握していない可能性があるので、一応理由をしっかり聞き出すのはお互いのためにいいのではないかなという話。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。