オリジナルテーマ作成の場合に特にテストしたほうがいいこと

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HTML→オリジナルテーマ化して納品という場合のテスト。

この記事では自分の中で特に重点的に確認したほうがいい点を挙げてみました。

  1. 数の問題(出力、登録等)
  2. ページやテンプレートについてheadで制御している部分
目次

数の問題(出力、登録等)

0か想定外に多いかのどちらかです。

思い込みで作っていたり、時間に追われていると後回しにしたりして意外と盲点になりがちなので注意しないといけないと思っています。

0件の場合

0件についてはお知らせなどの他に、トップページのカルーセル設定なども含まれます。必ず1個以上コンテンツが決まっているという場合を除いて、0でも破綻しないようにしておく必要があります。1個以上は置きますと言われていても運用後に0にされる可能性もあるためです。例えばカルーセルの下にポッチが出るデザインだとするとjQueryによっては画像がゼロでもポッチだけは出たりします。

0の場合の分岐としての対応パターンとしては以下です。

  • デモ画像を置く、テキストで「まだありません」などの表示
  • 空欄で上に詰める(不自然なすき間や余計な表示がないことの確認)

多すぎる場合

多すぎる場合の代表例は、カテゴリは7~8個までを想定していたところ10個以上登録されたなどです。

ナビゲーションのデザイン範囲に収まらない場合どうなるのか確認して対応しておく必要があります。

メニューなどでナビを追加できるようにする場合、説明書きを管理画面に表示させるのも手です。「このメニューはスマホ時に下に固定された状態で表示されます。デバイス幅から考えて3~5個の間にしてください。」など。あるいは技術的に上限を作ってしまうのがいいのかもしれません。

数がゼロでも、想定より多い場合でも破綻しないように作ることも大切ですが、結局はそれぞれの場合について伝えて合意を得ておくのがベストと思います。

ページやテンプレートについてheadで制御している部分

コンテンツ部分のループなどは書いたときに確認すればあまり問題は起きないかと思います。

ただheader.phpのhead内で各テンプレートごとに表示を制御している点については改めてチェックを入れるほうがいいなと思っています。

  • 適切にtitleやdescriptionの表示ができているか。titleはwp側による自動だからこそ改めてどうなっているか各テンプレートで見ておく。
  • 特にdescriptionはカスタムフィールドに書いた場合は取得みたいなやり方をしている場合、公開前に改めて要チェック。

一番はrobotsのnoindexです。2ページ目や検索ページ、404などの場合に表示されるようにしています。こんな感じ。

<?php if( is_paged() || is_date() || is_author() || is_search() || is_404() ) :?>
<meta name="robots" content="noindex,follow" />
<?php endif; ?>

別に複雑な分岐やテンプレートタグなどではないので大丈夫とは思いつつ、でも万一これをミスってコンテンツページに出してしまったらアウトすぎます。というわけでコンテンツのテンプレートで出てしまっていないか改めてチェックを入れています。

その他

あとは静的なHTMLの場合と同じようなことですが、一応今思い出せたものだけ書き出しました。ツールを使えるものが多いです。WordPressテーマということで影響を受けるのは太字のやつかなと思います。

  • リンク切れチェック(特に内部リンク)
  • ブラウザ互換性(異なるデバイスでチェック)
  • フォーム(コメント、お問い合わせなど)
  • アクセシビリティ(コントラストなど)
  • リダイレクト設定(http→httpsなど)
  • パフォーマンス(表示速度など)
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